第2回勉強会のお知らせ

「名前募集中」勉強会の第二回目の日時等が確定したので、お知らせします。

日時: 2014/11/13 (火), 18:00–20:00
場所: 研修ホール北和室
範囲: 宮城顗『大無量寿経講義 十九』(本願文玄談, 大地の会, 1997), 第七十四講, pp. 22–49
発表者: 後藤 裕司

資料をお持ちでない方は、こちらで用意さ せてもらいます。聖典と筆記用具、お念珠だけお持ちください。

みなさま万障お繰り合わせの上ご参加くださいませ。

はじまりはじまり~

 皆様、お疲れ様です。ふじけんでございます。
 昨日の皆既月食は素敵でしたね。もう思い出せないくらいに久しぶりにとお月様を眺めさせていただきました。ああいう神秘的なものをみていると、おセンチな気持ちになるものです。なにかそっと願い事でもしてみようかなと思いましたが、案外ろくな願いは私のなかからは出てきませんでした。けれど、隣にいた3歳の末っ子が「ほら、お月様が狼に食べられてるで~」という私の冗談に、本気になって泣き出す姿を見ていると、なんだか心をうたれます。どうかこの純粋な気持ちのままでいて欲しいなあと願わずにはおれませんでした。
 さて、去る10月7日、第一回「研修院9期終了生を中心とした会」が開催されました。
お気づきの通り会の名前が長すぎですよね。これはとりあえず仮の名前です。只今会の名前を募集中ですので是非とも皆様のアイデアをお聞かせください。
 勉強会の様子ですが、今回の参加者は9名…まずまずですかね。私は今回の発表者だったんですが、まあ、みんな顔見知りやしゆる~くいけるかと思ってましたが、なんとこの会を聞きつけて参加してくださった方が一人おられまして、びっくり。でも、そのおかげで緊張感のあるしまった時間になりました。Sさんありがとうございました。
 あっ、ここでこの会の立ち上げにちょっぴり関わった私から、勉強会の内容について少し補足させていただきます。勉強会の内容は、お知らせの通り宮城先生の『大無量寿経講義』の輪読、発表、座談という流れですが、その『大無量寿経講義』の輪読箇所についての補足です。今回読み始めた箇所は『大無量寿経講義』の19巻目からです。これはこの巻から48願文についての講義が始まっているからです。親鸞聖人も「『大無量寿経』というは如来の48願を説きたまえる経なり」(聖典512)とおっしゃってくださっておりますので、まずはしっかりと大経の中核を勉強していきたいと思いここより始めることとなりました。またご意見ありましたら言って下さい。
 それにしても、宮城先生の言葉は優しくて暖かいのですが内容は厳しく難しいですね。今回の箇所でも聖典にも載っていない漢文がサラっと引用してありましたので、読み手はもう苦笑するしかありません。さらっと読めたらかっこいいんですけどね。もし、一人で読んでいたら流してしまうでしょう。でも、そいういう箇所はやっぱり大事なことを伝えるためであって見過ごせません。輪読会のいいところですよね。誰か助けてくれます。
 まあ、勉強会後の懇親会を楽しみに参加して、懇親会までは沈黙を貫き、その後爆発的にしゃべるM君のような方もいらっしゃいますので。どんなスタンスでも共に語りあえる場を作っていきましょう。よろしくお願いします。