光遠会ご参加ご検討の方へ

About にも書いていますが、光遠会とは真宗大谷派大阪教区の若手僧侶で開始した集まりです。月一で真宗教学の勉強会を開催しています。母体は同じく大阪教区の「教学研修院」という真宗の専門コースの修了生にて構成されますが、広く門戸を開いて活動を行っています。

構成員は 20代–50代 の僧侶が中心ですが、仏教・真宗に興味を持った教区のコミュニティとなればと考えており、このコミュニティを通じて仏教思想・真宗教学についての学びを深める、ということだけでなく、僧侶や真宗門徒として生活していく上での日々の疑問や悩み事なども気楽に相談できるような場となればと考えています。もちろん、僧籍を持っていない方のコミュニティ参加も歓迎しております。会は会員の年会費 (年間 3,000 円) にて運営されていますが、ご参加初年度の会費はいただいておりません。

基本的に学習会の案内はこのサイトでも公開していますので、ご案内の日程に直接お越しいただいても結構ですが、Contact よりご一報いただけるとより詳しいご案内ができるかと思います。私たちの活動に少しでも興味をもってくださったならば、お気軽に Contact からコメントを残していただければと思います。その際、お名前、メールアドレスの記載をお願いしていますが、これらは Web 上に公開されることはありません。お名前、メールアドレスは くれぐれもお間違いのないよう お願い申し上げます。

# つい先日 Contact よりご連絡いただいた M.S. さんへ

GAMIL のアドレスがおそらく間違っていますので、
こちらからご連絡できません。このメッセージをお読みに
なりましたら、再度アドレスをご確認の上、ご連絡くださ
いますようお願い申し上げます。

第45回勉強会のお知らせ

秋も深まり、街路樹の落ち葉が散り始めました。いかがお過ごしでしょうか。

さて、今月の学習会ですが、少し通常の宮城先生のテキストはお休みして、以下の内容で開催したいと思います。

日時: 2018/10/29 (月曜日), 18:00-20:00
場所: 難波別院 研修ホール 南和室
内容: 長谷正當『親鸞の往生と回向の思想』, 方丈堂出版 (2018/6/1)
発表者: 安間観志

以前こちらの学習会で扱った小谷信千代先生の往生論への反論が含まれますので、論旨を押さえておきたいと思います。テキストはなくても分かるようにレジュメを作成したいと思いますが、一応以下にアマゾンのリンクを貼っておきます。

長谷先生のこの近著は以前にご発表された論文が骨子となっています。『教化研究』(157号) や中外日報 (2017年11月8日号) 等はご覧になった方も多いかもしれません。以下の『中外日報』の記事はウェブで読めます。

また、前半は親鸞の回向の思想解明に多くの頁を費やしていますが、梶山雄一先生の以下の著書は「回向」に関する理解の助けになりますのでおすすめです。私も長谷先生の著書を読んだあと、あらためて読み返してみました。