第59回勉強会のお知らせ

正月気分がようやく薄れ、またいつもの毎日が戻ってまいりました。

さて、本年最初1月の学習会のご案内をいたします。

日時: 2020/01/30 (木), 18:15-20:15
場所: 難波別院 研修ホール 第二会議室
範囲: 竹中智秀『浄土真宗の葬儀』(2018, 東本願寺出版部), pp. 1–19 (門徒・僧侶からの問いかけ)
発表者: 寺島朋子さん

今月の時間は「18時15分」なので、お間違いないようにお願いいたします。

今月から竹中智秀先生の新しいテキスト『浄土真宗の葬儀』の輪読を開始します。今回の範囲は、「門徒・僧侶からの問いかけ」(pp. 1–19) です。場所は研修ホール「第二会議室」です。新しいテキストの毎回の範囲については 先のエントリー をご参照ください。一応 予定 では、今年しばらくの発表者は決まっていたのですが、昨年少し担当者の出入りがありましたので、今月別院にてお集まりの際にもう一度ご相談させてください。

会のあと、例年通り新年会を行う予定です。ご都合付けばぜひともご参加ください。勉強会自体は厳しい方も、新年会からの参加も歓迎です。場所はまだ未定ですので、どなたか会のメンバーへご連絡ください。

令和二年輪読予定テキストと担当範囲について

新年あけましておめでとうございます。

さて、光遠会では、会立ち上げ当初から読み進めてきた宮城先生の大経講義のテキストに一応の区切りをつけて、昨年の7月より、竹中智秀先生の『浄土真宗の儀式の源流 —『法事讃』を読む—』を輪読してきました。少し早足でしたが、昨年の12月には一応最後まで読み終えました。

今年は引き続き、同じく竹中先生の『浄土真宗の葬儀』の輪読へと移行する予定です。担当範囲を以下のように設定しておきたいと思います。

2020年 担当範囲 内容
1月 pp. 1–19 門徒・僧侶からの問いかけ
2月 pp. 21–44 一 葬儀のかたち
3月 pp. 45–69 二 葬儀の習俗と真宗の葬儀
4月 pp. 71–88 三 追善の仏事と報恩の仏事
5月 pp. 89–118 四 真宗の教学と葬送儀礼
6月 pp. 119–129 五 一尊教と二尊教
7月 pp. 131–142 六 住職の課題 七 仏教は自覚教

今年7月までの発表者は、昨年に 光遠会2019年発表者予定 のように設定していましたが、昨年少し出入りがありましたので、今月の例会の折に再度ご相談させてください。

それでは、よろしくご確認お願いいたします。

令和二年 謹賀新年

あけましておめでとうございます。

光遠会は、すでに立ち上げより5年と少しの時間が経とうとしています。会の始まりより輪読してきた宮城先生のテキストも、一応の当初の目的の箇所まで読み進み、現在は新しいテキストへと入っています。昨年の7月より、竹中智秀先生の『浄土真宗の儀式の源流 —『法事讃』を読む—』を輪読しはじめ、少し早足でしたが12月には一応最後まで読み終えました。

真宗僧侶として日々法務やご門徒と関わる中で、今一度日常の中に生きる儀式の意義というものを振り返り掘り下げなければならないとの反省から、このテキストの内容を主軸として、自由に会員同士での座談を行ってきました。私たちの日常と直結したテーマのため、これまで以上に活発な意見が交わされたように感じます。

私自身も日々法務と関わる中で、ともすれば日常の流れの一環としてのみ法務を捉えている自分自身に気付かされ、さらにはそうした自省の念すらもあらためて意識せずに、日毎の生活を送っていることさえあることに、焦燥感と危機感を強く感じています。いったい、この現代という時代に、私たちが念仏者として社会に関わるということはどいうことであるのか。そういったことを、私たちにとって身近な「真宗の儀式」というテーマを手がかりに、皆さんとより深めたいと感じています。

新年からは、引き続き同じく竹中先生の『浄土真宗の葬儀』の輪読へと移行していきます。本年もますます会が発展しますように、また、皆様にとって実り多い素晴らしい年となりますよう、祈念します。

代表 安間観志

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