第36回勉強会のお知らせ
いよいよ冬将軍の襲来です。ご機嫌いかがですか。
さて、12月の学習会は以下の通りです。
日時: 2017/12/26 (火曜日), 18:00-20:00 場所: 難波別院 研修ホール 南和室 範囲: 『阿弥陀経』について 発表者: 安間 観志
開催場所は前回と異なり、久しぶりに研修ホール「南和室」です。私たちが知っている数年前の南和室と比べると、若干部屋が狭くなっています。学習会の内容は、いつもの宮城先生のテキストではなく、私が現在大阪教区の教化研究班で行っている『阿弥陀経』の研究について、少しご紹介する回としたいと思います。持ち物は、聖典だけお願いします。
学習会終わりには、例年通り忘年会を行います。場所は「もも」を予約してます。鍋を突きながら、ご一緒に一年を振り返りましょう。学習会の方が時間的に厳しい方は、忘年会だけでも是非ともご参加ください。
さて、今日のご紹介は、コシモトユイカさんのファーストミニアルバム「此の事、唯一つ」にいたしましょう。
多感で繊細でエネルギーに溢れた女の子が、ギターをかき鳴らして、心の奥底から引っ張り出してきた曰く言い難い感情を「此の事、唯一つ」として、吐き出している可憐な姿が目に浮かびました。私には、彼女が (おそらく、彼女自身の名前に背負った)「コノコト、ヒトツ」に一生懸命、試行錯誤して、模索している姿に、とても心打たれました。痛々しくもあり、愛らしくもあり、頼もしくもあり、頼りなくもあり、清々しくもあり、陰鬱でもあり…
Official Web Site も是非チェックしてみてください!^^
第35回勉強会のお知らせ
日増しに寒さもつのり、吹く風に冬の到来を感じるこのごろですが、いかがお過ごしでしょうか。
さて、11月の学習会は以下の通りです。御正忌報恩講の御満座法要厳修の、その夕方です^^;
日時: 2017/11/28 (火曜日), 18:00-20:00 場所: 難波別院 事務所会議室 範囲: 宮城顗『大無量寿経講義 二十七』(大地の会, 2001), 第106講, pp. 37-64 発表者: 越本 達了さん
開催場所は前回と異なり、研修ホール「孔雀の間」というところです。研修ホールの2階で普段ほとんど行くことがないので、お間違いのないようお越しください。11月の内容は前回から引き続いての第18願の講義と、後半から19願の内容に入っています。大経講義「27」のテキストは 光遠会のサイト にアップしていますので、ダウンロードしてご利用ください。多くのみなさまのご参加をお待ち申し上げております。
さて、遅ればせながら『この世界の片隅に』観ました。
反戦映画として、また、いくつかのシーンについて、批評家の否定的な意見もあるようですが、大方の評価の通り、私は素晴らしい映画として心に深く残りました。水墨畫タッチの柔らかいアニメーションの中で、貧しいながらも心豊かな戦中戦後の日常生活が淡々と流れつつも、陰鬱な戦禍の大きな陰が徐々に迫ってきます。小学生の頃、講堂に集まって『はだしのゲン』を観たのを思い出していました。今の子供たちもまたこの映画を観て、「すず」への感情移入を通して、あの極めて強いインパクトを持った映画とは違った形ではあれ、やはり戦争の悲しさややるせなさを心の奥深くに刻み込むのではないかと感じます。
映画冒頭のコトリンゴが歌う「悲しくてやりきれない」が、ことさらに響くんです。私は、このシーンですでに泣きそうになりました。ほんとうに、悲しくてやりきれない…
第34回勉強会のお知らせ
金木犀の甘く爽やかな香りが漂いはじめました。いかがお過ごしですか。
さて、10月の学習会は以下の通りです。
日時: 2017/10/30 (月曜日), 18:00-20:00 場所: 難波別院 事務所会議室 範囲: 宮城顗『大無量寿経講義 二十七』(大地の会, 2001), 第105講, pp. 3-34 発表者: 加藤 孝法さん
開催場所は前回同様、別院事務所と教務所の間の「事務所会議室」です。10月の内容も前回から引き続いて第18願の講義です。次回からの大経講義「27」のテキストはお手元にお持ちでない方が殆どだと思います。光遠会のサイト にテキストをアップしていますので、ダウンロードしてご利用ください。多くのみなさまのご参加をお待ち申し上げております。
さて、今月は映画のご紹介。インド映画ご覧になりますか?『PK』は2014年のSFコメディ映画です。
前作『きっと、うまくいく』(2009年) と同じ、監督ラージクマール・ヒラーニと主演のアーミル・カーンのコンビです。宇宙人が地球に流れ着き、その文化に触れる中で宗教と出遇い、タブーとさえ思われる多様化したインドの宗教の矛盾を「宇宙人的視点で」コミカルに描き出します。もちろん、インド映画なので登場人物たちはミュージカルさながら踊りだします^^; しかし、『踊るマハラジャ』でインド映画の印象が固定していまっている方は、是非ともご覧になってみてください。この映画でシニカルに描かれる宗教的信条や迷信に関する「素朴な」疑問は、きっと私たち現代の浄土真宗門徒の信念のあり方を深く見つめ直すきっかけともなるかもしれません。それでは!
第33回勉強会のお知らせ
秋風が心地よい時節となりました。いかがお過ごしでしょうか。
さて、9月の学習会は以下の通りです。
日時: 2017/09/15 (金曜日), 18:00-20:00 場所: 難波別院 事務所会議室 範囲: 宮城顗『大無量寿経講義 二十六』(大地の会, 2001), 第104講, pp. 93-120 発表者: 間野 淳雄さん
開催場所は前回同様、別院事務所と教務所の間の「事務所会議室」です。少し間が空きましたが、9月の内容は前回から引き続いて第18願の講義です。多くのみなさまのご参加をお待ち申し上げております。
今回で宮城先生の大経講義「26」のテキストが終了します。次回からの「27」のテキストはお手元にお持ちでない方が殆どだと思います。光遠会のサイト にテキストをアップしていますので、ダウンロードしてご利用ください。
さて、来る11月6日 (月) に光闡坊の佐野明弘先生をお迎えして研修院公開講座が開かれます。
日時: 11/6 (月), 18:00--20:00 場所: 難波別院同朋会館 講題: まことに由あるかな ---果遂の誓--- 内容: 聖人のもっとも大きなお仕事のひとつに18願の背景 に17願と20願を見出されたことがあります。今回は そのうち特に20願を見出された意義について尋ねた いと思います。
是非とも多くのみなさまがご聴聞くださいますよう、ご案内申し上げます。
ここに、最近の佐野先生に関する本を少しご紹介しておきたいと思います。まずは、ご存じの方も多いと思いますが、今年度の大阪教区の紀要『生命の足音』33号に和田稠先生の「『現代と宗教』講義」が掲載されています。これは佐野先生校閲のものです。これから8年間継続して掲載される予定です。ご購入は大阪教区教化センターまで。
次に、『真宗の本尊』。これは2013年から14年にかけて、名古屋教区第2組で先生がご講義された内容が文字に起こされたものです。編集は「名古屋教区第2組 教化委員会出版広報部会」で、発行は同じく2組の「東光寺 英 信哉」(愛知県知多郡阿久比町阿久比北下川10) 様です。ご希望の方は名古屋教区にお問い合わせください。
次に、『真実の信心 —呼応の信と恒沙の信—』。これは2016年11月26日と27日、日豊教区心光寺様にて厳修された報恩講のご法話が文字起こしされたものです。編集・発行は「無明庵」(岐阜県大垣市平町 122 養楽寺御院内, 0584–89–382) 様。お問い合わせは養楽寺様までお願いします。
最後は、昨年2016年の光闡坊報恩講安居の講義録です。講題は「この人の単独なる —近代的自我の終焉—」です。これはつい先日頂いたばかりで、ご希望の場合どこに問い合わせればよいかご案内できませんので、ご興味のある方は光遠会までお問い合わせください。