謹賀新年

謹んで新春のご挨拶を申し上げます。

一昨年末に産声をあげた光遠会ですが、気がつけばはや一年以上。昨年は会にとって実質一年目の重要な年でしたが、個性豊かなメンバーの集う会として教区の中で徐々にその “味” を獲得していっているように感じます。

牛より乳を出し、乳より酪を出し、酪より生蘇を出し、生蘇より熟酥を出し、熟酥より醍醐を出す、醍醐は最上なり。もし服する者あらば、衆病皆除く…

有名な『涅槃経』の「五味相生の譬」ですが、光遠会は一年目、さしずめ白色の新鮮味ある「乳味」でしょうか。今年はどうのような深まりを見せるのか、とても楽しみです。

本年もますます会が発展しますよう、また、皆さまにとってお念仏とともに健康で実り多い一年となりますよう、心より祈念いたします。

光遠会 安間

第十四回勉強会のお知らせ

寒さがひとしお身にしみるころとなりました。コンビニに入ると定番のクリスマス・ソングが流れてます。御堂筋はもうライトアップされてる頃なのでしょうか。いかがお過ごしですか。

さて、光遠会の第十四回目の勉強会の詳細は以下のとおりです。

日時: 2015/12/10(木), 18:00-20:00
場所: 難波別院 地下研修ホール 南和室
範囲: 宮城顗『大無量寿経講義 二十二』(大地の会, 1999), 第八十六講, pp. 33-56
発表者: 小松 肇さん

場所は、前回同様、南和室を取っておきました。

さて、今月の気分の一曲は、知久寿焼さんの「セシウムと少女」。

十万年たったらぼくら もすこし かしこくなってるのかな

十万年たったても まだ はずかしいままなのかな

先月のテロ事件など、この歌詞に訴えかけられる場面が多くて、心に響きます…

Attentats de Paris

Nos pensées vont aux victimes, à leurs familles, aux blessés, aux rescapés, à tous ceux qui ont assisté à ces scènes de barbarie.

パリ同時テロの犠牲者の方々に、心より哀悼の意を表します。私たちの想いは、彼らのご家族、負傷者、生存者、この残虐な場に関係したすべての方々と共にあります。

真宗大谷派 光遠会

Shinshū Ōtani-ha (une école du bouddhisme japonais), Kouon-kai

第十三回勉強会のお知らせ

日に日に秋が深まり、赤や黄の彩り艶やかな錦繍の季節となりましたが、みなさまお変わりございませんか。

さて、光遠会の第十三回目の勉強会の詳細は以下のとおりです。

日時: 2015/11/12(木), 18:00-20:00
場所: 難波別院 地下研修ホール 南和室
範囲: 宮城顗『大無量寿経講義 二十二』(大地の会, 1999), 第八十五講, pp. 3-30
発表者: 後藤 裕司さん

場所は、別院地下が復帰したようですので、南和室を取っておきました。 研修院で一班が使用していた「華光出佛」の軸の部屋です。

発表者の後藤さんより早々に資料をいただいておりますので、可能な方はプリントアウトしてご持参いただけると助かります。

わたくし、先日ふらっと京都を訪れましたが、紅葉の見頃ももうすぐそこといったところでしょうか (これを書いてる今日は10/29)。さて、今月の気分の一曲 (?) は Erik Satie のピアノ独奏曲 “Gymnopédies” の第一番 ‘Lent et douloureux’ (「ゆっくりと、悩めるごとく」)。美しい秋の風景と一緒に^^

この曲、個人的には、「小学校のほとんどみんな帰った放課後」とか、「人気のない百貨店の婦人服売り場」とか、「夜中の終了間際のローカルチャンネル」なんかをなぜか思い出します。私だけ?ともかくも、寒くなると寂しい風景を思い出しますね。ではでは。

第十二回勉強会のお知らせ

外へ出ると金木犀の甘く爽やかな香りが漂っています。樹々も秋色に染まりはじめ、肌寒い風が吹いています。秋ですね。いい季節です。お変わりありませんか。

さて、光遠会の第十二回目の勉強会の詳細は以下のとおりです。

日時: 2015/10/13(火), 18:00-20:00
場所: 難波別院 南1F 第2展示室
範囲: 宮城顗『大無量寿経講義 二十一』(大地の会, 1998), 第八十四講, pp. 81-103
発表者: 藤井 健太郎さん

場所は前回とは違って、別院南館1階の第2展示室となっています。 南館入ってすぐ左手にあります。

秋といえば思い出す、マイ・フェイバリットを一曲。銀杏並木のセレナーデ。

それでは、みなさま、万障お繰り合わせの上ご参加くださいませ。