謹んで新春のご挨拶を申し上げます。
一昨年末に産声をあげた光遠会ですが、気がつけばはや一年以上。昨年は会にとって実質一年目の重要な年でしたが、個性豊かなメンバーの集う会として教区の中で徐々にその “味” を獲得していっているように感じます。
牛より乳を出し、乳より酪を出し、酪より生蘇を出し、生蘇より熟酥を出し、熟酥より醍醐を出す、醍醐は最上なり。もし服する者あらば、衆病皆除く…
有名な『涅槃経』の「五味相生の譬」ですが、光遠会は一年目、さしずめ白色の新鮮味ある「乳味」でしょうか。今年はどうのような深まりを見せるのか、とても楽しみです。
本年もますます会が発展しますよう、また、皆さまにとってお念仏とともに健康で実り多い一年となりますよう、心より祈念いたします。
光遠会 安間