謹賀新年

明け初める東の空、新たなる年の門に立ちて、生死の身に力漲り、いのち溢れ、声高らかに念仏して、日々新たなる道を寿がん。

明けましておめでとうございます。

皆さまには、すがすがしい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

昨年は皆さまのご協力のもと光遠会が発足し、なんとか一歩前に進むことが出来ました。昨年末にはたくさんの方々のご参加のもと忘年会が開かれましたが、賑やかで明るい雰囲気の宴会の中で、この会に集う面々の多様性あふれた個性との出逢いについて、あらためて思いを馳せていました。宮城顗先生のご著書に、「念仏者とは一切衆生を御同朋として見出していく存在」(『本願に生きる』) ということばがありますが、その意味を、しみじみと感慨深くいただいていた次第です。

本年もますます会が発展しますよう、また、皆さまにとってお念仏とともに健康で実り多い一年となりますよう、心より祈念いたします。

光遠会 安間

第三回勉強会及び忘年会のお知らせ

光遠会の第三回目の勉強会の日時等は以下のとおりです。

日時: 2014/12/19 (金), 18:00--20:00
場所: 研修ホール北和室
範囲: 宮城顗『大無量寿経講義 十九』(本願文玄談, 大地の会, 1997), 第七十五講, pp. 53--80
発表者: 小松 肇さん

勉強会終了後、忘年会を予定しています。忘年会のみのご参加も歓迎ですので、その場合以下の場所に直接お越しください。

日時: 2014/12/19 (金), 20:30--
場所: インドレストラン ハリパリワール (船場センタービル10号館B1)
食べログ: http://tabelog.com/osaka/A2701/A270106/27066927/
TEL: 06-6244-2351

それでは、みなさま万障お繰り合わせの上ご参加くださいませ。

越本達了「不請の友となり、不請の法を施す」

先日12月8日に難波別院本堂南広場にて勤修された2014年度教学研修院報恩講での越本先生のご法話の音声を、先生に許可をいただき、動画サイトにアップさせていただきました。ご興味のある方は、以下の再生ボタンをクリックしてご聴聞ください。

当日頂いた資料は ここ (PDF) に置かせていただきます。

第二回勉強会を終えて

こんにちは。ごととです。

先日は多くのページの輪読の後、私の量が多いだけのレジュメを我慢して読んで下さりどうもありがとうございました。

「発表後の投稿」と言われても私の能力ではウィットに富んだ気の効いた文章を書くことは不可能なので、その顛末を回顧します。ちなみに今後の参考には一切なりませんこと御承知の方のみ以下の文章閲覧可能です。

研修院終了後四カ月が経ち、みなさんはそれぞれ新しい一歩を踏み出して頑張っておられるようですね。私はのんべんだらりと暮らしておったところに、突然「発表」という大役を仰せつかって大慌てでした。しかも宮城先生の大経講義という難しい本で量も多い・・。私は途方に暮れました。まずはリハビリが必要なところですが、あいにくそんな悠長なことはしていられません。

しぶしぶ読み始めましたが、難解な用語、多くの聖典からの引用、聞いたことのない外国人の名前・・・「Oh!MY GOD!」  私は自らの運命を呪いました

大学の図書館でも行こうかと思いましたが、なかなか思うようにまとまった時間が取れません。そうしている間にも、時の流れは決して止まることはありません。「私にザ・ワールドのスタンド能力があれば・・」

そんなとき、私に一筋の光明がさしました。「そうだ、あれを使えばなんとかなるかもしれない・・」

「あれ」を使って、少しずつ読み解きを始めました。まことに微々たる歩みであり「一体、何劫の時間がかかるのか・・」。

足かけ一週間ほどでしょうか。CPUタイムは意外と短かったかもしれません。なんとか作成がひと段落しました。自坊の報恩講が迫り、手直しをするのに十分な時間はありません。コピー用紙の在庫もあまりなく、人数分コピーするには用紙を買いに行ったり、コピーする手間もかかります。「もう受益者負担でいくか・・」(本当にみなさんが「益」を受るのかという天からの声は無視)。私は自らの怠慢を漢字五文字に置き換えることを思いついたのです!

Yさんにホームページにロードしていただき、なんとか完了しました。やれやれ・・

発表に際しては「なんという量の多さだ!」という讃美(非難?)の声。それでもなんとか発表が終わり、みなさんから多くの御意見をいただきました。多くの御意見の中には以前に研修院の私の発表の際に似たようなものを頂戴した記憶が・・。デジャブではないと思います・・。「なんと私の記憶は鶏のあゆみのごとき忘却の素早さよ!なんとその進歩は亀のごとき遅々たるものであろうか!」私は頭を垂れました。

しかし、だからこそ「学び」というものをやり続けなければならないものであると改めて確認しました。みなさまありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

「光遠会」自分の中で大事な勉強会としていきたいと思います。

最後になりましたが、「あれ」の正体は以前紹介していただいた安間システムです。安間システムと必要に応じて聖教電子化研究会、山寺などと組み合わせれば強力なツールとなります。是非、活用していただきたいと思います。長文失礼。

正式名称決定!

 皆様お疲れ様です。ふじけんです。
 先日の第二回勉強会でようやく「研修院9期終了生を中心とする勉強会」の名称が決定しました。その名は「光遠会」(こうおんかい)です。どうですかね、ちと地味ですか。由来はわかりにくいですね、というかわかりませんね…これは『無量寿経』(聖典P9、4行目)にでてくる過去53仏の2番目にでてくる「光遠仏」からとった名前です。この2番目ということで、研修院9期終了生であれば、その次のサンガだということです。けど、この2番目ということが大事なのかなと思います。終わりの始まりといいますか、1番目でも3番目でもない。研修院に限らず何かをスタートするということはそれまでの経験が1つとなって、1つとして次に進む。常に1番目、常にスタートなんだという気持ちもいいんだけれど、それはやもするとこれまでのことは忘れてってことになりかねない。きちんとこれまでのこと、経験を踏まえた上でのスタートというのが2番目ということではないかと思うのです。私がこの光遠会という名に賛同したのはこのような思いからです。また「光遠」という言葉の意味もいろいろとあると思います。皆さまも各々に考えて、感じたことを話し合いましょう。しかし、本当に大事なことは会の名の由来や意味などではなく、会が続いていくというこでしょうね。「この勉強会が10年続いたら自然にこの会の名も意味もってくるで」と言ったのは、研修院では出席率ワースト3には入ったと思われるけれどこの会では皆勤賞のK松氏でした。ちなみに発案者は“光”に少し関係のある方です。
 「遠くで光る」と言えば…私たちに何も言わずに「念仏を選ぶ生活」をするという誓いだけを残して大阪を去って行った彼は元気にしているのだろうか?飲み会には常に響いていたあの高らかな笑い声が最近とても懐かしく思う。まぁ、私の心配をよそにきっと今晩もどこかで気持ちよく酔いつぶれているだろうけど…SIONのCDありがとうございました。いつかお礼をさせてくださいね。合掌