学習会の補足 —「自信」について—

先日2月20日に第27回目の学習会が行われました。今回は本願の第15願「眷屬長寿」についての講義 (第98講) でした。第14願「声聞無数」からの流れで、この「眷屬長寿」の願は、「声聞に志願を回復する」という意味を持つと講義されます。そして、15願の眼目が「除其本願 修短自在」であることが強調され、第2願の「寿終之後」という語との、また第22願の還相廻向の願との、それぞれ呼応関係が指摘されました。

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第11回勉強会の感想など

みなさん、お元気ですか。安間です。勉強会を終えてのブログ記事を書いておこうと思います。

光遠会も早いものでもうすぐで一年目を迎えようとしています。私がこうした勉強会がどうしても必要だと感じる理由は、第一にはもちろん、教学の勉強を継続するということもありますが、なにより、気のあった仲間と、僧侶として生きていく上で日々感じていることを、教学上のことであれ、個々人の悩みであれ気づきであれ、それらを共有する場が是否とも必要だと感じるからです。会のメンバーそれぞれは、それぞれの生活があり、それぞれの考えがあり、興味の対象も悩みの内容も日々の体験も異なるでしょうけれども、僧侶という共通項でこうして集まって、それぞれのその瞬間の思いを共有することで、個人だけでとどまっていては到底思いも至らなかったような思考の筋道が生まれ、新鮮な空気が注ぎ込まれるように感じます。時に個人の中に篭って思考を熟成させることも大事、しかし、時にそうした熟成された思考を他者と共有させることも必要で、そうしたバランスが大事なのだと感じます。

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