ありがとうございました!

光遠会も1年が過ぎました。私としてはもう随分と長くやっているように感じますが、まだ1年なんですね。ようやく2年目に突入、まだまだこれからです。皆様どうぞよろしくお願いします!
さて、今回私は2回目の発表!司会は初挑戦のM谷氏にお願いしてました。どうなるかと期待してましたら、なんと寝坊で遅刻、さらに少々お酒も入っているご様子…。お陰様で気軽に発表できました。ありがとうございました。しかし、夕方から酒飲んで寝てるって…もうすぐパパになるんだから、と余計な心配をしてしまいます。
今回の勉強会を終えて、いろいろと感じているんですが、少し遠回りしますね。いま、宮城先生の「地獄と極楽」という本をちびちび読んでいるんですが、そこに書かれていた「謙虚さ」という言葉に心ひかれてます。
「謙虚さとは無心ということであり、また、それがどんなに自分にとって辛いことであっても、事実を事実として受け止める勇気である」
これって、以前の光遠会にも「忍」、無生法忍の忍についての解釈で宮城先生は同じ表現をされてましたよね。忍と謙虚、そして勇気。なかなかしっくりとはきませんが、私はこの勇気という言葉がとても気に入っております。なにか一歩踏み出す力が湧いてきます。他の先生からはこの言葉を聞いたことがないように思います。
謙虚という言葉は昔、テレビドラマの「北の国から」の多分「遺言」編で田中邦衛が演じる五郎さんが、子供達に「謙虚に慎ましく生きてほしい」と言ってたのがとても印象に残っていて、この「謙虚に慎ましく」は私の結婚式の挨拶に使ったというか、パクった言葉なんです。まぁ、恥ずかしながらですが、私なりにこの十数年は謙虚に生きてきたつもりだったんです。ですが、あらためて考えてみると結局私なりの謙虚さを自分の正しさにしていただけなんですね。これが仏法とはよう言いませんが、私の価値観が少し変わりました。自分のなかで思い込んでいる言葉の意味は疑ってかかったほうがいいように思いました。私のなかでは「謙虚さ」と「勇気」はまったくつながらない言葉でしたから。勇気をもって謙虚に生きるって、なんだか変な感じしませんか?まっ、私のこれからの課題ですね。
今回の輪読箇所は他心智通の願でした。一般的には人の考えていることがわかるってことでしょうが、いやいや宮城先生も光遠会もそう単純にはいきませんでした。あらためて勉強会の内容を書くのはしんどいのでしませんが、…気になる方は私の資料 (WORD文書, PDF) を読んで下さい。結局、勉強会を終えてここ数日で私の十数年の信条にひびが入るひろがりをみせたのですから、不思議なものです。有意義なものになりました。参加してくださった方々はもちろん、参加できなかった方々も皆様の支えあっての貴重な私の居場所です。本当にありがとうございました。…って、なんかお別れの挨拶みたい?もうしばらくは大阪にいますので、よろしくです。

「見てきたものや、聞いたこと、今まで覚えた全部。でたらめだったらおもしろい。そんな気持ちわかるでしょう。答えはきっと奥の方、心のずっと奥の方。涙はそこからやってくる、心のずっーと奥の方。」
「情熱の薔薇」(the blue hearts)より

宮崎あおいさんの歌う「Nobody Is Right」(発表中に言及されたもの):

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