秋も深まり、街路樹の落ち葉が散り始めました。いかがお過ごしでしょうか。
さて、今月の学習会ですが、少し通常の宮城先生のテキストはお休みして、以下の内容で開催したいと思います。
日時: 2018/10/29 (月曜日), 18:00-20:00 場所: 難波別院 研修ホール 南和室 内容: 長谷正當『親鸞の往生と回向の思想』, 方丈堂出版 (2018/6/1) 発表者: 安間観志
以前こちらの学習会で扱った小谷信千代先生の往生論への反論が含まれますので、論旨を押さえておきたいと思います。テキストはなくても分かるようにレジュメを作成したいと思いますが、一応以下にアマゾンのリンクを貼っておきます。
長谷先生のこの近著は以前にご発表された論文が骨子となっています。『教化研究』(157号) や中外日報 (2017年11月8日号) 等はご覧になった方も多いかもしれません。以下の『中外日報』の記事はウェブで読めます。
また、前半は親鸞の回向の思想解明に多くの頁を費やしていますが、梶山雄一先生の以下の著書は「回向」に関する理解の助けになりますのでおすすめです。私も長谷先生の著書を読んだあと、あらためて読み返してみました。