あけましておめでとうございます。
光遠会も立ち上げより4年と少しの時間が経とうとしています。宮城先生のテキストも本願文のはじめから読み進めて、今やその佳境も過ぎ、還相回向の22願へと進んでまいりました。この学習会と共に、私自身も教区や宗門関係の同朋の中で多くの時間を過ごす中で、言い尽くせないようなたくさんの貴重な経験できたように感じています。
私自身の反省として、ここ数年、複雑に人間関係が広がると共に、また、ときにそれらに刺激されて興味の範囲が今まで以上に多岐にわたるにつれ、ひとつの関わっている事柄について、かつてほど注意を向けることができなくなっていると感じることです。継続が力であることは一つの真実ですが、単なる馴れ合いと惰性で継続しているだけでは、せっかくのこうした貴重な縁の集合が、その可能性を十分に発揮できないままに消化されてしまうんではないかとう反省があります。今こうしてここに、貴重な場が実現されていることの重要性を常に忘れることなく、十全にその可能性を活かせるよう、常に意識を向けなければならないと感じます。
本年もますます会が発展しますように、また、皆様にとって素晴らしい年となりますよう、祈念します。
代表 安間観志